マンハッタンの片隅の、気さくな学際交流会

2017年7月15日 16:00

【7月②】特別講演会

2017年07月15日 16:00

【7月②】特別講演会を開催しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!

 

「ステムセル(幹細胞)治療の現場から。そして、ライム病(コネチカット州ライムで発見された病気)治療への可能性」

スタントン治子さん(PARK AVENUE STEM CELL, Japanese assistant manager)

NYのパークアベニューステムセル治療センターで行われている、最新の幹細胞治療をお伝えします。
ステムセルは、一人ひとりの体に備わっている自然の治癒細胞と言われ、近年、アメリカでFDAの元、治療が始まりました。具体的にどのような治療が行われ、どのような効果を上げているのでしょうか。
iPS細胞、ES細胞と、現在注目されている脂肪幹細胞は、どう違うのでしょうか。安全性は?
等の内容を、アシスタントマネージャーのスタントンがお伝えします。
又、Dr.Joel Singer自身が、1か月前にロサンゼルスで行われた学会にて発表したライム病に関する内容をお伝えします。 

 

代表より:PARK AVENUE STEM CELLのドクター(https://t.com/our-doctors/dr-joel-singer/)も直々に講演に来ていただけるようで、普段と一味違った特別講演になると思います。
 

自分自身の脂肪から取った幹細胞を患部に移植する、最先端の幹細胞治療。
その現場で活躍するDr. Singerにお越しいただき、十数件の臨床データを参照しながらの特別講演を行っていただきました。

講師が治療に取り組むライム病とは、アメリカの中でもニューヨーク州近辺の風土病と呼び得る疾患で、ダニを介して感染し、近年では患者数の増加に警告が鳴らされています。
講師はライム病後の神経障害に幹細胞治療を取り入れ、目覚ましい効果を挙げてきました。
また、幹細胞治療は破損した関節の治療等にも適していると言われ、世界的にも研究が進められている最中です。

最先端、あるいは次世代型の医療技術のドキュメンタリーを追い掛けるような、臨場感ある講演でした。
応援に来られたスタッフの皆さんからクリニックの和気あいあいとした雰囲気が伝わってきました。
難病に苦しむ患者が一人でも多く救われるよう、幹細胞治療のますますの発展に希望が懸かりますね。

ご講演いただき、ありがとうございました!