マンハッタンの片隅の、気さくな学際交流会

2016年12月10日 17:00

【12月】勉強会 & 忘年会 開催

2016年12月10日 17:00

【12月】勉強会&忘年会を開催しましました!
たくさんのご参加ありがとうございました!

「連銀とデータサイエンス」

三浦 弘考さん(NY連邦準備銀行)

2007年-2008年の金融危機以来注目されている連邦準備銀行。
そして近年盛んに活用されているビッグデータ。
この二つはどう関係しているのか?
集計されたデータをもとに行われていた従来の経済分析が今では企業・人単位で行われています。
株取引の自動化がもたらした高頻度トレーディングを分析するにはティックデータを操れる技術が必要です。
どのような計算方法、ソフトウェア、データシステムが求められているのか。
本講義では研究部門での事例を使って連銀がどう新しい課題に取り組んでいるのかをご紹介します。

「連邦準備銀行とは一体どんな仕事をする機関なのか?」に始まり、アメリカ合衆国の経済の仕組みをサラッとおさらいし、経済学へのビッグデータサイエンスの導入について、実演を交えながら講演していただきました。
経済学になじみのある人・ない人、プログラミングになじみのある人・ない人、といった具合に、聴講者のバックグラウンドはさまざま。
いろんな角度からの質問が出され、その答えをうかがううちに、文系理系とひとくくりに分類しては解決できない21世紀社会の課題を肌で感じることができました。

ご講演ありがとうございました!